妖精さんたちのおがげでドリーはラジオのある小さいアイポッドをもらいました。
普通はドリーは人間のラジオの興味がないけど、日本にいるから、ドリーはウロウロしながらラジオを聴きました。人形たちと一緒に日本を吸い込みました。
ほとんどあらゆる番組は季節について喋りました。夏だとみなさん言いました。夏の思い出を告げました。夏のことを休みなく話し合いました。
外国のラジオは聴かないから、はっきりとは知らないが、それほど季節を話題にすると思いません。
夏の暑さに包んだ、新しい考えが浮かびました。夏は「トコロ」です。4つの季節は4つのところです。
ウロウロしながら、山の神さまの所に着きました。神社の門から、長くてまっすぐの並木道は山の神さまの所へ行きます。
その並木道を歩いた時、「これは他の所だ」と気づきました。それは街の一部ではなかった。普通の世界の一部ではなかった。でも、世界の本当の存在の一部です。
山の神さまの所まで、その並木道は水平です。その後、深い森の坂道になります。その坂道はこの世界の所ですか? 他の世界?山の神さまの所は深い世界の玄関ですか?
探検することが出来ましたけど、勇気が足りなかったのです。