2年前の日本に滞在した時、ドリーはそう書きました「いろいろ勉強になっているけど、日本語を覚えているかどうかよく分かりません。」
恥ずかしがりやのドリーはあまり人間と話しませんでしたから。
今回は人間に会うことにしました。でも、どうやってそれをしますか?
「えくぼ」を見かけました。実は、2年前にえくぼを見かけました。えくぼは喫茶店です。魔法の雰囲気がすると思っていました。でも、入るのは勇気がありませんでした。
「えくぼ」あの名前は何の意味ですか? 呪文ですか? 妖精さんたちの翼はチカチカと煌めいたと思っていました。
「今度こそ入りますよ」と思っていました。リカちゃんは「ゴールデン街の探検家にとって、こんなことは簡単でしょう」と言いました。
それから、そのすごく暑くて最初の日ドリーたちは入りました。
それはリカちゃんの靴がなくなちゃった日でした。覚えていますか? その上にその日はえくぼの冒険の最初。
「喫茶店に入るのは冒険ですか?」と訊く人もあるかもしれません。でも、ドリーの前回の経験は「穏やかの冒険」と呼ばれました。冒険は怪物と戦うことは限りません。
怪物がなくても、まだ勇気が必用で宝も見つけす。ドリーたちの大冒険は日本だけではなくて、日本語の不思議な国も探検しています。
日本語の転生にはドリーはまだ3歳です。小さい子どもにとって、全ての周り物は新しくて奇跡に見える。
いつか日本語のドリーは成人になって、あらゆる物は新しくなくなります。でも、いつも奇跡のように見えると思います。
例えば、スパー。何回でもスーパーに行っても、いつも奇跡のようですね。世界中からきれいな物やおしい食べ物が集まります、私たちのために。ブラジルの人はコーヒーを植えて、他の人はきれいなパッケージを作ってコーヒーを入れます。スリランカからの紅茶。コートジボワールからのチョコレート。月からのおだんご・・・
いつもいつも、スパーは奇跡の所ですね。
その同じように、日本語はいつもいつも奇跡のようでしょう。いつもいつも不思議な国のドリーの大冒険です。
ですから、えくぼも冒険です。ハッピーな冒険です。ほとんど毎日えくぼに行ってステキな人間と合います。一番ステキなのは「えくぼさん」。本当の名前は原田(はらだ)さんですけど、「えくぼさん」はピッタリですね。彼女の笑顔や「えみのくぼみ」は魅力的ですから。
すぐに、ドリーはこの小さい街から旅立ったなければいけません。優しい家族も、えくぼの友好な人間も、えくぼさんの魅力的な笑顔も、「さようなら」と言って、大きい街に向かいます。
ちょっと淋しくなります。大きな街はどんな所かしら・・・
冒険ですね。
えくぼさんは言いました。「大きな街でも喫茶店はあります」
喫茶店さえあれば万事順調ですね。
やっぱりちょっと淋しくなります。