別天地の東京

「東京は別天地だと思います」とドリーは書きました。そうですね。新しいお家はホームステイではないと分かりました。シェアハウスという感じがします。他のステー人は外国人だけど、彼らをあまり見ません。フランス人と出会って、日本語が出来ます。

この東京は久居と全然違います。これはドリーたちの部屋からの景色です。

tokyo-kawaこの写真をえくぼさんに見せてあげました。感想は、「東京でも下町ですね♪なんか懐かしい風景に見えました」。不思議だけど、ドリーにも懐かしい感じがします。

最後の晩ドリーたちはちょっと探検をしました。喫茶店が見ませんでした。

今朝は、お家の持ち主さんと出会いました。彼の日本語が上手ですから(人形のクスクス笑い)、いっぱい喋りました。持ち主さんは「東京の喫茶店があるけど、ここから行くのは一時間以上かかる。その上に、東京は大きい街で、人は仕事が大事です。カフェのおしゃべりが少ない」。

ドリーはちょっと心細くなりました。持ち主さんの言う通り、夕べは喫茶店が全然見つけませんでした。持ち主さんはこの地域が知っているから、その意見が正しいはずです。

でも、喫茶店の知らない人は喫茶店のことが知りませんとドリーは思いました。あらゆる所は喫茶店がありますね。あらゆる所は人が喋りますね。

ね?

でも、これは別天地ですね・・・

ドリーたちは出かけました。こんなシェアハウスのような所は自分のコーヒーを作るし、お家の上履きがないしコーヒーとか上履きなどを買いに行きました。かわいい上履きを見つけました。

でも、喫茶店がありませんでした。

お食事の所を見つけました。お食事の所はカウンターがありました。カウンターがあれば、おしゃべりもありますね。

ね?

それはスゴク無口なお食事の所。ひっそりしたお昼ご飯を食べました。

その後、本当の喫茶店を見つけました。きれいな所でした。そのテーマはムーミンです。ドリーたちは「楽しいムーミン一家」というアニメが大好きです。でもそこもおしゃべりのある所ではありませんでした。上品で長閑な喫茶店でした。

ドリーたちは大いに歩きました。そろそろ暗くなってきます。遠くさまよいました。帰ったほうがいいでしょう。

妖精さんたち、なぜドリーたちを久居の皆さんとはなればなれにされましたか?なぜこのひっそりした別天地に導きましたか?ここは魔法な所ではないと思います。

その時、この所を見ました。

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看板には「コミュニティカフェ」と書いてあります。でも、ドリーたちは遠くさまよいました。迷子になりそうです。この所は他の無口な所だかもしれません。帰ったほうがいいでしょう。

でもね、ドリーたちは入りました。喫茶店の人は陽気な人です。人形たちが好きらしいです。他のお客さんは魔法の絵を見せてくれました。木の精です。枯れ葉の写真も見せてくれました。その枯れ葉は奇跡の色があります。立派な竜や観音さまの姿が見えました。

これは・・・これは魔法な所だかもしれません。

さようなら、久居

久居という街からの旅立ち時が近づいています。この街が大好きなのに。

この小さい森の中の家に前回滞在しました。家のお母さんはおいしい和食をいろいろ作ります。楽しい会話をいっぱいします。この小さい街は、小さい人形にとって面白い探検することがいっぱいあります。

自転車もあります。自転車で日本を探検するのが大好きです。大きくて有名なことだけではなくて、日本の小さい隅々はドリーにとって興味深いです。

それなら、なぜこの所を出ますか? なぜ大きくて知らない街に向かって旅立たなければいけませんか?

実際的な理由はドリーにとって複雑すぎるけど、本当の本当は、妖精さんたちは導きます。東京は次の冒険です。

運命的に、最後の久居にいる晩はえくぼの夏祭りです。よさこいという踊りです。とてもすごいでした。お祭りでえくぼさんやもじゆうさんやえくぼの皆さんに「さようなら」と言いました。

えくぼの夏祭り
えくぼの夏祭り

実はほとんど泣き出しました。その後、家の皆さんと森の庭に「さようなら」と言いました。淋しくなりますね。

えくぼで関西の言葉に慣れて時々使います。「やろう」(だろう)「あかん」 (ダメ) 「あらへん」 (ない) など。東京ではそんな言葉は変に聞こえると思います。

久居の友達は、「東京の人は冷たい」「東京は外人ばかり」「東京は泥棒がいる」と言います。ちょっと恐いですね。でも、えくぼさんは「まだ日本人なのよ」と言いました。笑顔をすると、万事順調やろう。

今まで今回も前回も、ドリーの日本は三重県と愛知県です。東京は別天地だと思います。でも、まだ日本ですね。まだ大冒険ですね。まだ妖精さんたちは導きますね。

ドリーは前向きにがんばりますよ。

何の冒険が待ち受けますか?

蜜蜂の塊

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お月さまの白い子供たち

この家の庭には300本ぐらいの木が生えています。草のなかでお花が咲いています。今ユリがたくさんあり、夜でも開いていて眠りません。お月さまの白い子どものようです。

モグラさんも見かけました。モグラさんだったと思います。黒い勝手に動いている尻尾に見えました。視力が弱そうでした。ドリーから逃げながら柱にぶつけました。ドリーは写真を撮ろうとしか思わなかったのに。

一番面白くて恐いことは

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ミツバチの塊。

いきなりミツバチの巣は木の枝からぶる下がっていました。2、3日前は巣が全然ありませんでした。どうやってそんなに早く作りました?

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後で詳しい隣人さんはその巣を調べました。これは巣ではないと言いました。

その塊はミツバチばかりです。その上にミツをあまり作らない迷惑のミツバチです。何千びきのハチは女王蜂にしがみつくそうです。

隣人さんは塊を退治してくれました。

実はその巣は本当にミツバチばかりの塊ということを知ったら、写真を撮りに近づかなかったと思います。

えくぼ

2年前の日本に滞在した時、ドリーはそう書きました「いろいろ勉強になっているけど、日本語を覚えているかどうかよく分かりません。」
恥ずかしがりやのドリーはあまり人間と話しませんでしたから。

今回は人間に会うことにしました。でも、どうやってそれをしますか?

「えくぼ」を見かけました。実は、2年前にえくぼを見かけました。えくぼは喫茶店です。魔法の雰囲気がすると思っていました。でも、入るのは勇気がありませんでした。

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「えくぼ」あの名前は何の意味ですか? 呪文ですか? 妖精さんたちの翼はチカチカと煌めいたと思っていました。

「今度こそ入りますよ」と思っていました。リカちゃんは「ゴールデン街の探検家にとって、こんなことは簡単でしょう」と言いました。

それから、そのすごく暑くて最初の日ドリーたちは入りました。

それはリカちゃんの靴がなくなちゃった日でした。覚えていますか? その上にその日はえくぼの冒険の最初。

「喫茶店に入るのは冒険ですか?」と訊く人もあるかもしれません。でも、ドリーの前回の経験は「穏やかの冒険」と呼ばれました。冒険は怪物と戦うことは限りません。

怪物がなくても、まだ勇気が必用で宝も見つけす。ドリーたちの大冒険は日本だけではなくて、日本語の不思議な国も探検しています。

日本語の転生にはドリーはまだ3歳です。小さい子どもにとって、全ての周り物は新しくて奇跡に見える。

いつか日本語のドリーは成人になって、あらゆる物は新しくなくなります。でも、いつも奇跡のように見えると思います。

例えば、スパー。何回でもスーパーに行っても、いつも奇跡のようですね。世界中からきれいな物やおしい食べ物が集まります、私たちのために。ブラジルの人はコーヒーを植えて、他の人はきれいなパッケージを作ってコーヒーを入れます。スリランカからの紅茶。コートジボワールからのチョコレート。月からのおだんご・・・

いつもいつも、スパーは奇跡の所ですね。

その同じように、日本語はいつもいつも奇跡のようでしょう。いつもいつも不思議な国のドリーの大冒険です。

ですから、えくぼも冒険です。ハッピーな冒険です。ほとんど毎日えくぼに行ってステキな人間と合います。一番ステキなのは「えくぼさん」。本当の名前は原田(はらだ)さんですけど、「えくぼさん」はピッタリですね。彼女の笑顔や「みのくぼみ」は魅力的ですから。

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すぐに、ドリーはこの小さい街から旅立ったなければいけません。優しい家族も、えくぼの友好な人間も、えくぼさんの魅力的な笑顔も、「さようなら」と言って、大きい街に向かいます。

ちょっと淋しくなります。大きな街はどんな所かしら・・・

冒険ですね。

えくぼさんは言いました。「大きな街でも喫茶店はあります」

喫茶店さえあれば万事順調ですね。

やっぱりちょっと淋しくなります。

小説の冒険

家のお母さんはBook offに連れて行ってくれました。

皆は「Book off がすごい」と言います。本当にBook off はすごい。ドリーにちょうどいい小説があります。値段はすごくやすい。この本を買いました:

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漫画がいっぱいあります。日本人は大量の漫画を読むと思います。でも小説のコーナーもあります。漫画はドリーにとって苦手ですから、それは安心です。

英語の小説の興味はあまりないけど、日本語のを大好きから、たくさん買って南の国に持っていくつもりです。

南の国で日本語の小説を買うことが高くて難しいから、ドリーの今の作戦はいろいろのシリーズの一冊を読んでみて、東京の大きいBook offで好きなシリーズを買います。

日本語のおかげでこの小説の興味のない人形はいわば「本食い虫」になるでしょう。日本語のおかげやかわいい魔女のおかげや話している動物のおかげや・・・

他の嬉しいこともありました。新しい小説を払う時、店員さんからメンバーカードをもらってしまいました。

ドリーたちは人間ではないのに、メンバーになりました。

すごく、スゴく嬉しいのです。

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不思議な所

妖精さんたちのおがげでドリーはラジオのある小さいアイポッドをもらいました。

普通はドリーは人間のラジオの興味がないけど、日本にいるから、ドリーはウロウロしながらラジオを聴きました。人形たちと一緒に日本を吸い込みました。

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ほとんどあらゆる番組は季節について喋りました。夏だとみなさん言いました。夏の思い出を告げました。夏のことを休みなく話し合いました。

外国のラジオは聴かないから、はっきりとは知らないが、それほど季節を話題にすると思いません。

夏の暑さに包んだ、新しい考えが浮かびました。夏は「トコロ」です。4つの季節は4つのところです。

ウロウロしながら、山の神さまの所に着きました。神社の門から、長くてまっすぐの並木道は山の神さまの所へ行きます。

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不思議な並木道

その並木道を歩いた時、「これは他の所だ」と気づきました。それは街の一部ではなかった。普通の世界の一部ではなかった。でも、世界の本当の存在の一部です。

山の神さまの所まで、その並木道は水平です。その後、深い森の坂道になります。その坂道はこの世界の所ですか? 他の世界?山の神さまの所は深い世界の玄関ですか?

山の神さまの所
山の神さまの所

探検することが出来ましたけど、勇気が足りなかったのです。

漫画は読めない・・・

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家には漫画がたくさん溜まっています。お母さんが見せてくれました。

実はドリーは漫画を読んだことがありません。妖精さんたちはいつもドリーを導きます。そのおかげで、ドリーは今日本にいます。妖精さんたちはいつもドリーに「それをして」や「それをしないで」と言います。

漫画を読むことが出来ません。今妖精さんたちはドリーに漫画を読んでほしがらないと思います。

ですからどうも、漫画を読もうとすると、ちゃんと見えません。

友達は「漫画がすごいのに」と言います。それを信じるけど、妖精さんたちは読ませません。普通の人形は勝手に歩くことや話ことが出来ません。ドリーは出来るけど、まだ妖精さんたちの人形です。

この漫画を借りってから、今度こそ読むことが出来るかもないと思っていました。でも、やっぱり無理でした。

いつかすごい漫画を読めるといいけど、今ステキな魔法の小説が読めて、ステキな人に出会えて、魔法の世界を訪問出来るから、本当に運のいい人形です。

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スゴイ小説は読めますけど

水のない川

私たちは庭園に行きました。美しいですけど、きれいな小川は水が全然ありません。最近はメッチャ暑いだからと思っていました。

後で家のお母さんは「枯山水」を説明してくれました。それは水を暗示する水のない景色。

この所は本当に小川みたいのです。踏み石まであります。想像のお水がいつも流れていると思います。

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うちの偉大な先祖もみました。立派でしょう?

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私たちはいろいろ特別な物を見られます。でも、一番のは日本吸い込むことです。

その説明は難しいけど、前にそれを書きました

ドリーは妖精さんたちの指示を従って日本を体験します。

ドリーは小さな「どうでもいい」隅々が大好きです。人間は恋人のあらゆるところが大好きですね。その笑い方、その歩き方、その目から髪を後ろに押しやり方。

ドリーの日本に関する気持ちはそうです。

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最近図書館から借りた小説を読んでいます。実は英語の小説には興味が全然ありません。でも、多読コンテストの時は3冊の日本の小説を読みました。今の小説は大好きです。

kagenotani驚いたことに、ドリーはいつも本を読んでいる人形になるかもしれません。

日本語が大好きですから。その上に、若い人間の小説を読んでいます。英語で、高校生に向け小説の言葉が理解できるけど、高校生以上の人間の気持ちや考えかたがよく分かりません。

もちろん、高校生は人形の興味が減ります。

魔法の冒険 +
日本語の感覚 +
理解できる気持ち =
絶好の組み合わせ。

魔法の冒険といえば、私たちはその人と出会いました。

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お寺とお菓子

午後は、お散歩をしました。家のお母さんは近くのお寺に連れていってくれました。あのおてらはスゴく古いです。1200年ぐらいです。

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すてきな彫刻があります。象や獅子や面白い魚。

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その後お母さんは小さくて可愛いお菓子をくれました。このお菓子はお茶道で食べられます。ドリーはお菓子を食べてお母さんの淹れた抹茶を飲みました。おいしかったです。

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お茶道だけではなくて、このお菓子は人形にとってふさわしい。サイズはちおうどいいですね。

リカちゃんとチビちゃんは喜んでいました。

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雨が降っています

今日は雷が鳴れて雨が降ってきました。気温が前よりちょっと涼しくなりました。前はドリーにとってまで暑すぎたから、今本当の探検を出来ると思っていました。

自転車に乗って冒険や撮影のロケーションを探しました。

面白い所に着いて、撮影の準備を初めた時に、雷が大きく鳴れて雨がポツポツと降りはじました。

カメラや人形たちはズブ濡れないために、撮影を諦めて自転車に乗って雨宿りを探して行きました。

カフェを見つけました。楽しいお喋り喫茶店ではありません。チェインカフェですから。プライベートブースばかりでした。でも、入った途端に、雨がザーザー降ってきました。

私たちはアイスコーヒーを飲んで日本のカフェの雰囲気を楽しみました。

その雰囲はいつもいつも楽しいと思います。zaazaa3